名古屋栄の繁華街で殺人事件!サンシャイン近くのカラオケ館で通り魔

2018年5月27日

17日よる8時30分ごろ、名古屋栄のカラオケ館(名古屋市中区錦3丁目)で、殺人事件が発生しました。

犯人の男はカラオケ館に立てこもり、近くにいた男性をナイフで数回刺したとのこと。

市消防本部によると、男性は首のあたりを切られており、病院に搬送されましたが、間もなく死亡が確認されました。

県警は、切りつけたとして稲田府見洋 (いなだふみひろ)容疑者(22)=職業不詳=を殺人容疑で逮捕。

稲田府見洋 容疑者によると、犯行動機について、「自分が死ねないから、ムカついて刺した」として犯行を認めているということです。

尚、犯人と刺された男性に今のところ関係性は確認できないとのこと。犯人の供述に注目が集まっています。

発生場所は名古屋栄のど真ん中。近くにはサンシャインやSKE48の劇場も!?

事件が発生したカラオケ館は名古屋栄のど真ん中で、地下鉄栄駅の目と鼻の位置。

近くには有名なサンシャインがあり、SKE48の劇場もある位置だ。なお、サンシャインには観覧車があり、立てこもりの状況を観覧車から見た人もいたとのこと。

Twitter上でも話題となっている。

隣接した位置にビッグエコーやドンキホーテなどもあり、人が集まる位置ということもあって、近くには人だかりが多くできており、恐怖に包まれている。

被害者の男性が死亡。関係性もないとのことから殺人罪か?

犯人は殺人容疑で逮捕されており、被害者も死亡が確認されたことから殺人事件として取り扱われることとなります。

その場合、殺人罪として立件されることとなると思いますが、犯人の供述と動機の判明が待たれます。

現在適用される罪の可能性
殺人罪…死刑または無期もしくは5年以上の懲役
傷害罪…15年以下の懲役または50万円以下の罰金
銃刀法違反…2年以下の懲役または30万円以下の罰金
威力業務妨害罪…3年以下の懲役または50万円以下の罰金

警察の捜査開始。被害者死亡のため殺人容疑で調査

警察による現場の検証が進み、犯人の稲田容疑者が被害者を切りつけた場所はカラオケ館に入っている漫画喫茶と判明しました。

稲田容疑者と被害者は漫画喫茶の個室ブースの一つ挟んで隣だったようで、物音がうるさいとの理由で個室に乗り込み持っていたナイフで切りつけたとのこと。

現在は被害者が死亡したことから殺人の容疑に切り替えて警察が操作を進めているようです。

被害者の名前が判明!犯人との接点はなし。

被害者の名前が判明しました。被害者は大竹智之さん35歳。愛知県尾張旭市の会社員で銀行勤めとのこと。

どうやら大竹さんは仕事終わりに漫画喫茶で資格の勉強をしようとやってきたとのこと。個室ブースでの勉強中に切りつけられたことになります。

大竹さんの知人は「誰かに恨まれるような人ではない!」と証言しており、犯人との接点も全くないようです。

完全に通り魔に巻き込まれた形になってしまった今回の事件。大竹さんのご冥福をお祈りします。

稲田容疑者が供述開始。動機は自殺心中ではなく完全なる腹いせか!?

犯人の稲田容疑者が供述を開始し「むかついたことがあったら誰でも刺そうと思った。些細な物音でイライラし、限界に達した」と話しているようです。

捕まった当初は

「自分が死ねないから、ムカついて刺した」

と供述していましたので、心中に巻き込んだ形かと思いましたが、実際はそうではなく単純に腹いせで起こした通り魔的な殺人事件だったようです。

また稲田容疑者はカバンの中から刃渡り15センチ程度のナイフを取り出し一つ挟んで隣の大竹さんを襲ったとありますが、そもそも普通はナイフなんて持ち歩きませんよね。

このナイフを持ち歩いているという事実も、誰でもよかったから切りつけてやろうと思っていたことに繋がりそうです。

また大竹さんの個室に乗り込み、逃げようとした大竹さんを7、8回刺したとのことで衝動的にしてもやりすぎです。通り魔というより愉快犯に近いような印象を受けます。

殺人罪として捜査が続いていますが本当に悪質な事件です。

引き続き犯人の供述が続いている今回の殺人事件ですが、名古屋の栄のど真ん中で起きた事件だけあって、本当に恐ろしいイメージを街に植えつけました。

今回のような事件が起こらないよう都会でも対策が必要になってきますね。

被害者の大竹さん、遺族からのコメント。なぜ夫が?幼い子供にお腹には赤ちゃんも

被害者の大竹さんは結婚されていたとのことで、遺族のコメントが届きました。

どうやら大竹さんは漫画喫茶や喫茶店で勉強して帰宅するのが日課だったらしく、その日も平穏な日常だったはずとのこと。

なぜ夫でなければならなかったのか?
なぜその日だったのか?
なぜその場所だったのか?

残された家族は大きな無念とともに、「私や家族、友人から夫を奪った犯人には重い罰を与えてほしい」と弁護士を通してコメントしているとのことです。

大竹さんには幼い子供がおり、さらに奥さんのお腹には小さな命が宿っているとのこと。夏に産まれる予定の赤ちゃんのためにも勉強を頑張っていたのだと思います。

そんながんばっていた父親の命を奪い、更には奥さんや子供から父親を奪った罪は重く、極刑にすべきとの意見が多くみられます。

事件が発生した漫画喫茶。今後、漫画喫茶にも治安維持が求められる。

今回の事件は漫画喫茶の個室ブースで起こりましたが、凶器はカバンの中に含ませたナイフでした。
何らかの理由で刃物を持ち運んでいる人もいるでしょうが、やはりカバンの中にナイフがあるというのは異常だと思います。

今回の事件を受けて気軽に立ち寄れる漫画喫茶という場所に大きな恐怖が潜んでいることが明るみになりました。

あらゆる考えの人が漫画喫茶というスペースを利用していることは仕方がないことですが、今後の漫画喫茶における治安維持の問題が今回の事件から考えられるべき事案です。

例えば店内に危険物を持ち込まないように入り口でチェックする機能を持つとか、検査を行うといったことが求められるのではないでしょうか?

今回の事件を機に世間の目が変わったことは間違いないため、漫画喫茶やカラオケといった個室スペースを含む遊び場は対応策を練る必要があるでしょう。

供述により明らかになった犯人の経歴。職を転々とし、統合失調症か!?

明らかになってきた犯人の供述からいくつかの事実がわかってきました。

一つ目は犯人は複数の職を渡り歩いていたこと。その中には福井の実家で農業を手伝っていた時期があったこと。
また三重県四日市市や桑名市、岡山県岡山市でもスナックやキャバクラで働いていた時期があるようです。

二つ目は名古屋市に来たのは5月上旬とのことで、複数の漫画喫茶を転々とし寝どまりしていたこと。

三つ目は幻覚や幻聴の症状があり、20歳の頃に統合失調症と診断されたこと。医師から毎日の薬の服用を指示されていたが、最近は飲んでいなかったようで「自分は病気じゃない。親に薬を飲まされるのが嫌だった」と話しているとのこと。

学生時代はもともとヤンチャだったようで、先生からもよく注意を受けていたとのことだが、宿題を写しているところを注意された際には「巻き込んじゃってごめんね」と謝るような子だった為、根っからの悪人ではないのだろう。

ただ、この三つ目の統合失調症となると話はだいぶ変わってくる。統合失調症というのはいくつかの段階があるのだが、現実と空想の区別がついていないことが多く、側から見ると全然普通ではないことが多い。

知り合いが統合失調症を発症したときも、メールやLINEで支離滅裂な言動をしていたり、誰かに監禁されているから助けてほしいといったようなことが起こっていた。

だから何だ?という話だし、決して許されることではないのだが、統合失調症と判断されてしまうとまず法的な裁きは難しい方向になるだろう。

というのも、そもそも統合失調症が完治していない時点で動機が二転三転したり、発言がコロコロと変わることに対しても「統合失調症だから」で理由がついてしまう。

発言に信憑性がなかったり、幻覚や幻聴を見ているような発言も統合失調症の症状そのものなのだ。

そのあたりの事実を加味すると、この悲劇は犯人を裁くという意味ではご遺族や世間が望むほど大きな罪に問われない可能性が高くなってきた。

今後の供述と精神鑑定が待たれる。