ポーランド戦で走らなかった日本!一方のベルギーの走行距離・・・

ロシアワールドカップでグループリーグを1勝1敗1分で終え、見事決勝トーナメントに進出した日本がいよいよ3日夜にベルギーと対戦する。

第3戦の後半でボール回しに徹した日本は先発メンバーを入れ替えていたこともあって、普段の大会より少ない走行距離で予選を終えることができた。このことにより、第3戦で大きな批判も受けている日本は西野監督を筆頭にベルギー戦は「ボール回しをした分、更に走れる!!」との意気込みをもって臨もうとしている。

このことは過密日程でかなりの厳しさと移動距離を伴うロシアワールドカップにおいて、大きなプラスとなってチームに働くかと思われる。

実際日本の当面の目標はまずはベスト8に入る事のはずなので、ポーランド戦で先発メンバーを6人入れ替えた事は多少の批判を呼んでいるものの、前人未到のベスト8に進むためには必要な措置だったはずだ。

しかし、相手がベルギーに決まったということで、正直アドバンテージか?と呼べるほどにあまりプラスではない状況となってしまったようだ。

先発メンバーを9人入れ替えたベルギー!主力メンバーはほぼ温存した第3戦


グループGを1位突破したベルギー。3戦3勝の勝ち点9でトップ通過し圧倒的な力を見せつけた。FIFAランク3位というのは伊達ではない。

かつベルギーは第2戦で予選突破が決まっていたこともあり、第3戦のイングランド戦はGKのティボー・クルトワ、DFのデドリック・ボヤタの2人以外を先発メンバーから外し、すべて入れ替えるという戦法をとった。(これは同じく2勝しているイングランドも一緒で第3戦は控え同士の消化試合ではないかとの批判も受けていた。)

このような状況から結局ベルギーはグループリーグを3戦連続で先発し、フル出場で戦った選手はGKのティボー・クルトワ、DFのデドリック・ボヤタの2人のみという状況でグループリーグを終えており、3戦出場した選手も上記の2人とFWのドリエス メルテンスと3人のみという状況で余力を残した状態としている。

温存したとはいえ、圧倒的に走っている日本!結局休ませてもアドバンテージにはならず

一方の日本はポーランド戦で先発メンバーを6人入れ替え、かつ後半のラスト15分はボール回しに徹した為、普段の試合よりは走行距離は少なくすんでいるが、それでもかなり多いと見れる。

例えば日本のトップは32092mを走っている長友佑都選手だが、ベルギーのトップは27,313mのデドリックボヤタ選手。

ただ、日本は長友選手の次に柴咲岳選手が30,286m、酒井宏樹選手が29,577mとベルギーのトップのボヤタ選手よりも走っている選手が3人もいる状態となる。

結局、日本とベルギーをあわせた走行距離のトップ10のうち7人は日本選手で、ベルギーはたった3人のみ。

結果論でしかないが、走行距離だけ見れば明らかにベルギーの方がしっかり休めたということだ。

これには流石の層の厚さとFIFAランク3位の実力が如実に表れた結果と言える。

長友選手の運動量は流石の一言!画面で見てもよく動いている!


日本のトップはディフェンダーの長友選手。流石にヨーロッパで生き残ってきただけあって日本トップの運動量だ。今回のワールドカップでもよく走り、世界的に見ても豊富な運動量だと言える。

とても印象的なのは長友のオーバーラップ。たまに戻るのが遅いのがキズだが、ベテラン勢となっても尚且つ豊富な運動量は見習うべき点が多いところ。

カウンターを喰らわないように守備への意識を忘れないようにしているとは思うのだが、もう少し戻りに意識があればなお良いと思う。

一方で相手の陣地まで踏み込んでのクロスや切り込みは流石の一言で、ベテランとしての役割を果たしつつ安定感を維持して確実なパフォーマンスを見せてくれるので計算の立つ選手だろう。

そういった意味で、今回走行距離の上位に顔を見せている柴崎選手や酒井宏樹選手などはワールドカップ初顔として充分な活躍をしているのも長友選手がいつも通りの運動量を誇っている部分が大きいだろう。

飛躍した柴崎岳選手と乾貴士選手の運動量とセンスは世界をうならせた


今回大きく注目を浴びることになったのが柴崎岳選手と乾貴士選手!

二人ともこれまで期待は大きかったもののまだまだという印象が拭えていなかったが、今回のグループリーグでの活躍で一躍脚光を浴びた形。

特に柴崎岳選手は3戦連続での出場でチャンスメイクの力は秀逸。世界からも多くの脚光をあびるとともに、要注意選手としてもマークされることだろう。


また3戦目は途中出場だった乾貴士選手は、ポーランド戦で先発メンバーではなかったからこそ、抜けてはならない選手だという存在感を示した。

守備意識を高く持っている選手のため、自らのミスで作り出してしまったピンチを戻ってフォローすることもできていたので、今回の全員で戦い抜く運動量の多いサッカーにはぴったりの人材だろう。

ベルギー戦では終盤走らなかった分、更に多く走ると西野監督は名言しているため、更なる走りに注目だ!

日本は挑戦者!走行距離など関係なく走り回れ

今大会の日本は圧倒的に挑戦者でしかないので、走行距離など関係なく徹底的に走り回ってかき乱してほしいところだ。

昨日ロシアがスペインを倒し、ジャイアントキリングを実現したように、日本も同じく狙えるのか?

相手は赤い悪魔のベルギー!

下馬評を覆してジャイアントキリングでポーランド戦のラストに対する批判を一蹴してほしい!!

日本とベルギーの走行距離ランキング

選手名 走行距離
1 日本 長友 佑都 32,092m
2 日本 柴崎 岳 30,286m
3 日本 酒井 宏樹 29,577m
4 ベルギー デドリック ボヤタ 27,313m
5 日本 吉田 麻也 25,366m
6 日本 大迫 勇也 22,941m
7 ベルギー トーマス ムニエ 22,921m
8 日本 長谷部 誠 21,789m
9 日本 乾 貴士 21,354m
10 ベルギー アクセル ビッツェル 21,254m
11 ベルギー ケビン デブライネ 19,770m
12 ベルギー トビー アルデルウェイレルド 19,625m
13 ベルギー ヤニック フェレイラ カラスコ 19,297m
14 日本 原口 元気 18,187m
15 ベルギー ドリエス メルテンス 18,103m
16 ベルギー ヤン ヴェルトンゲン 18,058m
17 日本 昌子 源 17,555m
18 ベルギー エデン アザール 17,321m
19 日本 香川 真司 16,321m
20 ベルギー マルアーヌ フェライニ 14,862m
21 ベルギー ロメル ルカク 13,125m
22 ベルギー トルガン アザール 12,373m
23 ベルギー ティボー クルトワ 12,333m
24 ベルギー ムサ デンベレ 12,216m
25 ベルギー ミヒ バチュアイ 12,197m
26 日本 山口 蛍 12,180m
27 ベルギー ユーリ ティーレマンス 12,107m
28 ベルギー ナセル シャドリ 10,998m
29 日本 酒井 高徳 10,481m
30 日本 川島 永嗣 10,162m
31 ベルギー レアンデル デンドンケル 9,819m
32 日本 岡崎 慎司 9,279m
33 日本 槙野 智章 9,200m
34 ベルギー アドナン ヤヌザイ 9,144m
35 日本 武藤 嘉紀 9,075m
36 日本 宇佐美 貴史 7,566m
37 ベルギー トーマス ヴェルマーレン 7,305m
38 日本 本田 圭佑 5,421m
39 ベルギー ヴィンセント コンパニー 2,002m