未来のミライに出演してる声優がひどい?意外に好評な共演陣とは?

2019年7月13日


「未来のミライ」が前作「バケモノの子」よりも厳しいスタートを切った状況の中、公開前から懸念されていた事態が浮き彫りになってきている。

それは、

未来のミライの声優の声がひどい!!

というもの。

なぜこのような結果になってしまったのだろうか?

本日はその原因を追ってみようと思います。

未来のミライの声優は全て俳優?声優が本職の人はいないのか?

未来のミライと言えば、主役のくんちゃんを上白石萌歌お父さんを星野源お母さんを麻生久美子未来ちゃんを黒木華といった錚々たる俳優メンバーで収録しています。

細田守監督作品は時をかける少女やサマーウォーズこそ主役陣以外はほとんどが声優さんでしたが、おおかみこどもの雨と雪以降は俳優さんを起用することが増えてきました

前作のバケモノの子ではほとんどが俳優さんという布陣で望み、興行収入は50億円超えを達成したため、今回の未来のミライではメインで紹介されるキャストは全員俳優となりました。

正に声優泣かせの監督です。

その細田監督ですが、時をかける少女の頃から主役陣は俳優さんを起用しており、回を重ねるごとに俳優や女優さんの起用が多くなってきていました。

前作、バケモノの子の時にはメインキャラクターで声優を起用していたのは一郎彦や二郎丸ぐらいで、その他はほとんど俳優や女優でした。

そういった意味では昔から俳優や女優を起用することについては取り組んでいましたし、何らかの理由があり、俳優や女優を増やしたということもあるのだと思います。

未来のミライでヒドイと噂されていたのはくんちゃんの声?


未来のミライで特に話題となっていたのが4歳児であるくんちゃんの声。

事前情報では細田監督がまさかこの年代の女性を起用するとは思わなかったと言っていましたが、これが裏目に出た形です。

Twitterをのぞいて見ても以下のように違和感が拭えないという声が多数でした。

https://twitter.com/07nelnel27/status/1020354352173629440?s=21

https://twitter.com/reevesspirea18/status/1022070125455761408?s=21

https://twitter.com/miho9412/status/1022143430502170625?s=21

内容はいいのにくんちゃんの声が、、、という意見も多数見られました。

上白石萌歌さんが悪いというよりはミスキャストという意見も目立つことから、やはり無理やり女優を起用することに無理があったと言うべきでしょう。

これが子役で違和感ない声だったらここまで酷評にならなかったかもしれません。

お父さんの声はひどくない?星野源の声に癒される人多数!


今回話題となっていたお父さん役の星野源さん。

星野源さんの声についても評価が分かれるかと思いましたが、個人的にも多少棒読みのところが気になるぐらいで、ひどいとはならなかったです。

そして何より、星野源さんの声に癒され、あんなお父さんほしい!!という声多数で好評価も多かったですよ。

https://twitter.com/aroseoftheceri1/status/1021004398950879232?s=21

https://twitter.com/gensan_suki0128/status/1022413427732492288?s=21

https://twitter.com/tamatama1964/status/1021009379212980224?s=21

https://twitter.com/dancer_0128/status/1023508788911824896?s=21

やはり星野源さんは歌手としても俳優としても活躍されている方で実力も折り紙つき。

声優としても過去に「聖☆お兄さん」や「夜は短かし歩けよ乙女」での主演を経験しているだけあって、しっかりとお父さんしていました。

また年代的にもお父さん世代として役柄とあっていたことからも見ている人からしたら憧れのお父さんとして好感がもてたのだと思います。

福山雅治は声だけでもイケメン?じいちゃんの声聞いてわからなかいぐらい自然!


今回大きな話題となったのは福山雅治が声優を務めたじいちゃん!!

実はドラえもん以来の7年ぶりの声優出演とのことで、大きな話題を呼びました。

福山雅治が声優と事前に聞いて、あの声は絶対わかるだろうと思って見に行ったものの、実際はこの声イケメンだけど福山雅治?てぐらい自然だったと思います。

https://twitter.com/mon_tresor6348/status/1023523301656748032?s=21

https://twitter.com/dlw60dtfnha4qpa/status/1023521579412611074?s=21

https://twitter.com/magane327/status/1023469130588942336?s=21

Twitterでも福山雅治だとすぐわかった人とそうでない人がいるようですが、総じてイケメンボイスで声だけでもイケメンと好評でした。

いい声という良さを残しつつも、しっかりとアニメにマッチした声だったので、見ていてかっこよさが際立っていましたね。

なぜ俳優や女優だとヒドイと言われるのか?


近年、声優ではなく俳優を起用しアニメ映画を公開することが多くなってきました

声優としてデビューした人も昔は表に出ることがなかった声優も近年ではライブやトークショーといった表舞台に上がることが普通となってきています。

仕事としてはチャンスを掴んだ人が仕事をもらっているのでしょうし、そこに俳優だろうが声優だろうが垣根はないのかもしれませんね。

しかし、俳優の方はやはり本職は俳優。アニメ映画になったときには本人の声が拭えておらず、アニメ映画を見ているのにキャラクターとは違う声がちらついてしまうという面があります。

ゲスト声優としてならまだしも最近は主役に抜擢することも多いので、違和感があるとかなり目立ってしまい、厳しい評価を受けることも多いですよね。

そんなときに周囲のキャラクターが違和感ない声優さんだと周囲に引っ張られてまとまった作品となるのですが、未来のミライのように違和感ありまくりの周囲もそこそこといった状態だと、どうしても違和感が拭えない結果となってしまいます。

俳優と違い、声だけが全てとなる声優さんは声でキャラクターを表現する訓練を積んでいますし、声の出し方や声色の違い、声帯を鍛えるといった専門知識や教育をちゃんと受けてきている方々です。

そんな声優さんとしてプロとして活躍されてる方と本職が俳優の方とを比べると実力差というのは出てきて当たり前ですよね。

そこまでしてでも俳優や女優を起用する意味とは一体なんなのでしょうか?

そのあたりの理由は次で見ていきたいと思います。

俳優や女優を声優として起用することの意味

今回の未来のミライでは主だったキャラクターの声優が全て俳優か女優となっていました。

細田作品では麻生久美子さんや黒木華さんといった常連となりつつある女優さんに加え、今回は上白石萌歌さん、星野源さん、更には福山雅治さんといった俳優陣が新たに加わっています。

確かに豪華な布陣ですし、知名度も大きいですよね。

この知名度があるという点が唯一無二の俳優や女優を起用する意味になります。

この知名度というものがあると具体的には以下のようなメリットがあります。

・宣伝効果が幅広くなる
・スポンサーがつきやすく大きな支援を得られる
・多くのメディアで取り上げ宣伝できる

上記のようなメリットは知名度があればこそ。

宣伝効果というのはとにかく幅広い世代に認知されているのは声優さんより俳優さんだということです。

例えばバケモノの子で一郎彦を演じた宮野真守さんを全面に押し出したとしても反応するのは若いアニメ好きな人になりますが、福山雅治さんとなったら全世代に対する宣伝ができますし、「この人だれ?」とはなりません。

夏休みの親子向けに作られたのであれば、主婦受けがよさそうな星野源さんや上白石萌音の妹でもある上白石萌歌さん、子供がいそうな親世代に知名度や人気がある福山雅治さんを起用し興味のある世代の枠を広げたいわけです。

観客はもちろんのことスポンサーの人たちも、正直言って声優なんて知らん!!なんて人が大半です。

悟空の声を長年務めている野沢雅子さんやルフィの声の田中真弓さん、コナンの声の高山みなみさんなどの有名声優はともかくとして、アニメ好きでも声優に興味がない限りは声優というのは知られていないことがほとんど。

例えばワンピースの声優で言えばルフィの声優はすぐ名前が出てきたとしてもゾロの声優の名前がすぐ出てくる人はどれだけいるでしょう?(答えは中井和哉さん)

それぐらい声優というのはキャラクターは認知されても本人の顔と名前は認知されていないわけでスポンサーからしても投資しにくい状態となります。

野沢雅子さんや田中真弓さんもメディアが成熟してきた今だからこそゲストとしてテレビに出ることはあっても、昔から顔と名前が認知されていたわけではありません。

お金を提供してくれるスポンサーが支援する気持ちになるのか?という面において全世代に認知されている俳優や女優を起用することは実に効果的です。

また普段からテレビに露出している俳優や女優を使えば、その繋がりで多くのメディアにも露出できます。

多くのメディアに出ることができる。

更に言えば今回のように「未来のミライ」展や川崎重工業とのコラボなど協賛企業がないとできないことというのは、そもそも協賛企業がスポンサーとしてついてくれるかどうか?にかかっているのです。

そういった意味では今回これだけの大々的な宣伝とメディアミックスが行われたというのは、多くのスポンサーがついてくれた証拠となります。そしてそれを引っ張ってきたのがこれだけの豪華俳優陣とも言えそうです。

そういったことを考えるとジブリという作品で多くのメディアを虜にしてきた宮崎駿は、決して俳優や女優の力ではなくその作品力で一般大衆だけでなく企業やスポンサーといった人たちまで虜にしてきたと言えるでしょう。

まとめ


とにもかくにも多くの議論を巻き起こし、賛否両論とはいえ話題となっている未来のミライ。

出だしから不調な印象は拭えないですが、本記事に書いているような理由からも俳優や女優を起用しているとも思われますし、主演のくんちゃんを演じた上白石萌歌以外は意外に好評なのでそこまで敬遠するほど声優がひどいとも言えないです。

主演のくんちゃん目当てではなくお父さんの星野源やひいじいじの福山雅治の声に癒されにいくのも暑い夏を乗り越える上では必要な癒しかもしれませんね。