世界バレー2018!2次ラウンド3戦目のセルビアはどんなチーム?

世界バレー2018の2次ラウンドも折り返し地点まできました。

初戦はドミニカ共和国とフルセットの熱戦を繰り広げ、苦しみながらも貴重な1勝をもぎ取りました。

2戦目のプエルトリコ戦は危なげなくストレート勝ちでしっかりと勝利を収めました。

しかし、本番はここからの2戦!!

今大会負けなしのセルビアとバレー王国ブラジル。

このどちらかに勝たないと日本の3次ラウンド進出はありえません。

現在日本はプールEの3位につけていますが、残る2戦のブラジルとセルビアとのどちらかに勝ちを収めないと4位転落必至となってしまいます。

現在のプールEの状況としてはセルビアとオランダが7戦全勝。

日本が6勝1敗、ブラジルが5勝2敗といった状況です。

ブラジルがまさかの二敗を喫し4位となっていることも驚きですが、残り2戦の対オランダ、対日本に対しては死にものぐるいで勝ちを狙って来ると思います。

正直、本日のオランダ対ブラジルはオランダに勝って欲しいと応援したくなりますね。

そして、日本の次の相手は世界ランク3位で今大会未だ負けなしのセルビア!!

とにかく強烈なスパイクをうつエースが2人もいる上に各選手のレベルが総じて高レベルで、他の国なら間違いなくエースだろうというバレー強豪国です。

実際、リオ五輪では銀メダルを獲得し、過去の成績も素晴らしいものを誇っています。

中田ジャパンでは昨年からの3試合で1勝2敗と負け越している相手でもあり、日本はチャレンジャーの立場となります。

そんな日本が続いて戦う相手のセルビアは一体どんなチームなのでしょうか?

2次ラウンド3戦目の相手セルビアの基本データ

国名:セルビア
世界ランク:3位
1次ラウンドの結果:5勝0敗
2次ラウンドの結果:2勝0敗(ドイツ、メキシコに勝利)

セルビアは今大会間違いなく最強の一角!!

ここまで全試合を勝ち越してきており、7勝0敗と負けなしです。

そして驚くべきはセット率!!

実はセルビアは今大会未だに1セットも落としていないという驚異の実力を見せています。

これはプールFのチームを入れても一位を示す結果で、どんな強豪チームでもだいたい5試合ぐらいすれば1セットぐらいは落とす可能性は大きいことから驚異的な記録と言えます。

例えばスパイカーの調子が悪いとかレシーブが全然上がらないとか、相性が悪いとかで苦戦し、25対23とかで落とすということはどんな強豪チームでもあり得る話ですが、今大会のセルビアはそれがありません。

それだけ圧倒的な記録ともいえるでしょう。

セルビアのチームスタイル

1次ラウンドの結果を踏まえるとやはり特筆すべきはその攻撃力。

現在の二次ラウンドでもスパイク決定率2位を誇るNO18 ボシュコビッチ、同じく4位にランクするNO9のミハイロビッチの2人は圧倒的な脅威です。

NO18のボシュコビッチは2013年からセルビア代表として活躍している21歳!!
まだまだ若い選手ですが、常にエースとして代表戦を戦っているスーパーエースです。

ポジションは基本的にオポジットの位置に入り、体重の乗ったスパイクをバンバン決めてきます。

そして左利きのため、右利き選手とは違う幅で打ってくる驚異的な選手。

オポジットなのでライトからのスパイクが多いかと思いきやレフトからも圧倒的なセンスとパワーでいいコースに決めることができる大エースと言えます。

NO9のミハイロビッチも大エースと呼べるウイングスパイカー!!

実は2014年から久光製薬スプリングス、2017年6月からはJTマーヴェラスでもプレー経験のある日本の選手にとってもおなじみの選手。

日本代表の中にも共に戦った選手が在籍しているため、勝手知ったる相手とも言えます。

ミハイロビッチはボシュコビッチにも増して体重の乗ったパワーのあるスパイクが武器。

レシーバーが吹っ飛ばされるほどのスパイクは大きな驚異です。

そしてこの2人、特にミハイロビッチですが、単純にサイドからスパイクを打つだけでなく中央に切り込んできたり、バックアタックもサイドに流れながら打ったりと実はパワー以上に技巧派な一面をもっています。

そう、2人の個人としての攻撃力はもちろんですが、そこだけに頼ることなくしっかりとコンビバレーで攻撃してくるのです。

二枚ブロック、三枚ブロックがついても破壊する個人能力の高さに加え、コンビバレーでブロックをふる戦術も持ち合わせているまさに強敵。

日本はブロックをしっかりと相手につくことを意識しなければ、手も足も出ないまま好き放題決められることになります。

そして、上述した2人に意識がいきがちではありますが、実際には一次ラウンドでもブロック得点率の8位にNO16ラシッチ、サーブ得点率の12位と13位にNO10オグニェノビッチ、NO15のステバノビッチ、ベストセッターの9位にもオグニェノビッチととにかく上位に並んでいる選手ばかりです。

特にオグニェノビッチはセッターでサーブもいいという選手なので、かなりのセンスを持った選手だといえるでしょう。

とにかくタレント揃いで個々の能力も高く、コンビもできるという隙のないチームがセルビアです。

セルビア戦勝利のポイントは?

正直隙がないセルビアですので、日本が勝利できる確率はかなり低いと思います。

それでも勝ちに行く日本が目指したいのはまずはサーブ。

正直レシーブがめちゃくちゃいいわけではないセルビアは多少サーブレシーブが崩れても両エースへの二段トスで十分に決める能力を持っているでしょう。

しかし、やはり二段トスを打つというのは体力を使うので、とにかく両エースを疲れさせることが重要です。

よってサーブで攻めて楽には打たせない。そして二段トスからのスパイクを拾うということが絶対条件です。

また安易にサーブを打つとしっかりと返されてコンビで決められてしまいますので、やはりいい形で打たせないようにすることが必要です。

そして次にブロック。

セルビアの選手がいくら攻撃力があると言っても万能ではありませんし、やはりブロックがずっとついてくるのは嫌がります。

試合を見ていると、以外に一枚ブロックしかついていないシーンが多く、楽に打たせてしまっている印象です。

そこでちゃんと二枚ブロックをとぶことの徹底をして、相手に楽に打たせないということが必要です。

特にミハイロビッチは日本でのプレー経験が豊富なので、お互いに手の内がわかっている相手。

ブロッカーから見てもミハイロビッチの手の内は知っているはずですので、ミハイロビッチの癖を読んでブロックにつきたいところです。

ミハイロビッチも日本戦では長岡選手と黒後選手は当然ながら荒木選手を要チェックとマークしていました。

やはり荒木選手の経験豊富なブロックを脅威に思っているのだと思います。

まとめ

今大会、圧倒的な力を持っているセルビア。

とにかく食らいついて、5セットに持ち込んジャイアントキリングを実現してほしいですね。

がんばれ!ニッポン!!