
あなたの番ですが最終回を迎え、何となく消化不良になっている中で、放送終了後に告知された過去の扉。
扉の向こうのページを見ていたら302号室と303号室が残っていたので、そちらが開くかと思いきやまさかの過去編!!
黒島沙和が狂気に目覚めたきっかけが描かれるようです。
ちなみに後編は以下。
【あなたの番です】扉の向こう 過去の扉 後編ネタバレ!黒島沙和の目覚めと狂気の連鎖!
目次
高校生の黒島沙和は殺人衝動を何度も自覚していた
時は5年前の2014年。
黒島沙和が高校生の時まで遡ります。
勉強が良くできるちょっと抜けた普通の女の子。
そんな風に周囲から見られて生活していましたが、実は頭の中では何度も人に酷い事をするイメージが描かれる危険な思想の持ち主。
本人しかその事実は知りませんが、通学路の途中で公園から飛び出した女の子の首を絞めたり、通学途中で同級生の顔を石で思い切り殴ったりする想像にかられていました。
小さい頃からずっと異常な自分を自覚して衝動を抑えてきてたようです。
そんな事実を両親も含めて周囲は誰も知りません。
自殺を試みようとする黒島沙和
そんなある日の通学途中。
黒島沙和は赤信号の中、自らトラックに突っ込み交通事故にあいます。
その後病院に運ばれ一命をとりとめた黒島沙和。
両親は「何があったん?」と心配しますが、大事には至らなかったと胸をなでおろします。
そんな両親をよそに
「また失敗」
と呟く黒島沙和。
本編であったように自殺して終わらせようと試みた結果、また失敗したと思っていたようです。
「また」ということは高校生になる前から何度も試みていたということでしょうか。
異常性を調べ始める黒島沙和
入院し頭のCTを取った結果、異常なしと医者に診断された黒島沙和。
しかしその結果に
「本当に異常はありませんか?」
「事故に遭う前からの話です」
と問い直します。
そこまで聞いても異常なしと診断する医者とそれを不思議に思う母親。
結果、CT写真を欲しがり、先生に無理を言って持ち帰ります。
黒島沙和が感じた違和感。
それを解明するのに必要だと判断した結果、持ち帰った写真を家庭教師の松井先生に見せます。
そして、違和感を調査してほしいと頼み込む黒島沙和。
やはり自分の違和感が気になるようで、どんな結果になってもいいからと頼み込みます。
ちなみに松井先生は医学部。
南が調査した結果わかった事実ですが、とても好青年で医学部の学生として出来る限りの調査をしたそうです。
南はこの行動の結果が後に黒島沙和が殺人鬼として目覚めるきっかけになったのでは?と疑っています。
いじめられる内山と無視する黒島沙和
交通事故から復帰したある日。
黒島が友達と学校へ向かう途中にいじめられている内山を見かけます。
内山は制服のズボンを脱がされ、数人から囲まれてからかわれていましたが、黒島は横をスルー。
その場に落ちている石を掴んだかと思いきや友人の顔に叩きつけて殺すという妄想に駆られていました。
そんな様子を見つめる内山。
既に内山には何か感じるものがあったのでしょうか。
脳の異変に気付いた松井先生が黒島沙和に告げた事実
ある日、黒島の元を訪れた松井先生。
神妙な面持ちで黒島の部屋へ入った松井先生は、一医学生の意見だと前置きした後で黒島に気付いたことを告げます。
その内容は、脳の一部が通常より小さい事。
黒島がそうだとは限らないが、黒島の脳の形は一般的にサイコパスと言われる人種の脳に近い事。
それらの事実を聞いた黒島は「私、それだ」とすんなりと受け入れます。
その様子を見た松井先生は驚きを隠せない目で黒島を見ますが、黒島は意を返さない視線で見つめ返したのでした。
前編はここまでて後編に続きます。
まとめ
黒島沙和は昔から自分が異常だという事を知っていました。
ただ、はじめから人を殺すわけではなく、人を殺す衝動を内に秘めていた人間だったようですね。
そんな黒島沙和が始めて殺人を犯したのが穂香ちゃん事件だったのだと思いますが、後編では黒島沙和が殺人を抑えられない状態になった瞬間がえがかれるのでしょう。
後編は以下になります。
【あなたの番です】扉の向こう 過去の扉 後編ネタバレ!黒島沙和の目覚めと狂気の連鎖!
後編も楽しみにしててくださいね。