第1章が衝撃の展開で終わりを迎え、続く第2章に向けて推理合戦が盛んになってますね。
そんな中でhuluだけで公開されている
扉の向こう 402号室 榎本早苗編
木村多江さんの狂気じみた演技が記憶に新しいですが、
その木村多江さん演じる早苗の部屋が今回開く扉です。
ちなみに前回は301号室の尾野幹葉の部屋が空きました。
https://niteru-news.info/2019/06/20/anatanobandesu-tobiranomukou301-netabare/
目次
扉の向こう 402号室 榎本早苗編のネタバレ詳細
私は普通の主婦
ではじまる榎本早苗編。
2年前に引っ越してきた時の事から描かれます。
この辺りは既に第1章の10話で描かれていましたよね。
ダンボールに息子の総一を入れてマンションに運び入れるあのシーンです。
今回わかったのは、
・ダンボールに総一を入れて運ぶ際、エレベーターに入るときに303号室の住人と鉢合わせた
・総一を隠し部屋に入れた際に、「パソコンと携帯は?」と聞かれた際には拒否したが、ラジオは許可した
・用事がある際にはベルで呼ぶ仕組み
という引っ越し当初の出来事です。
303号室の住人というのは前回の扉の向こう 301号室 尾野幹葉編で出てきた303号室の住人であった婚約者の舞島亜矢子 (入山法子)でした。
現在は引っ越してしまっていてゲームとは無関係の人間です。
はじめは戸惑った総一も徐々に慣れてくれた
と早苗は話しましたが、正に狂気の家族ですね。
ご飯を食べる時も隠し部屋にご飯を運んで食べさせていたので、正に隠し部屋の中だけでの生活に総一は慣れたという事ですね。
思わぬ使い方をされていた手錠
用事がある際にはベルで外に知らせる総一。
もちろんトイレも監禁部屋の外にあるので呼び出すときの主な用事はトイレです。
呼び出した際には早苗が隠し部屋から出し、その後ひも付きの手錠で早苗と総一の手を結んでからのトイレに行くというまるで犬の散歩にでも行くような状態です。
ちなみにこの時の手錠はまだ紐に小さな鍵をつけただけの簡易なもので、10話で見せた手錠ではありませんでした?
1話で管理人が犬飼いがちといった発言がありましたが、案外この事からきている発言かもしれませんね。
トイレ後、再び隠し部屋に戻る総一とそれを誘導する早苗。
この時、紐付きの手錠は隠し部屋の前にあった棚の引き出しの中にしまいます。
この時、早苗は
「最近力が強くなってきたみたい。」
の一言から警察の持つ本物の手錠の頑丈さに興味を持ち、
「一本ぐらい持ってこれないかな?」
と哀願します。
最終的にネットで買えばいいか。
とネット購入に落ち着いたようですが、
普通の家族の会話ではないですよね。
そして、これが後の10話で見せた手錠になっているようです。
一度だけ外に出ていた総一
さて、本当に手錠を購入した早苗ですが、夫から
「手錠は痛い」
と言われていた事から、手錠に当て布し改造していました。
そんな最中、その手錠を使ってトイレに行っていた際に
総一が倒れてしまいます。
どうやら熱があったよう。
早苗はその状態を見て救急車を呼ぼうとしますが、すぐに電話を切ってしまいます。
それもそのはずで、いるはずのない男の子が救急車で搬送されたら榎本家の秘密が住民にバレてしまうことを押されたのです。
そこで早苗が考えた案が来た時と同じくダンボールに入れて運ぶ事。
早苗1人で頑張って運びタクシーに乗って病院まで行ったようです。
この時にもエレベーターである住人と出会うのですが、この住人は引越しの時にもあった人なので、疑問が大きかったと思います。
結果、総一を無事に医者に診せることができた早苗でしたが、夜に夫と話している際に今後のために車の免許を取ることにしたと言っていたので、案外と物語がはじまるのに近い出来事だったみたいです。
ちなみにこの後、303号室の住人である舞島亜矢子が早苗の部屋を訪れ、退去の挨拶に来るのですが、その際に早苗は背中越しに包丁を持って玄関に行きました。
総一のことを追求に来たのかもしれないと考えてたのかもしれませんが、普通に包丁を持って出た事を考えると既に異常だったという事ですね。
早苗のとこにも来ていた脅迫
それから物語がはじまってしばらく後、管理人が死ぬ前後の出来事かと思いますが、早苗のところに一通の茶封筒が届きました。
その封筒を開けて中身を見た早苗は唐突に叫び出します。
どのような内容かは明かされませんでしたが、内容を推測するに総一関係の事なのだと思います。
この出来事の後に山際祐太郎殺害を実行しているのですが、10話でも言っていたように
「このままだと総ちゃんが〜」
との言葉の通り、総一に関する脅しがあったからこそ山際祐太郎殺しに踏み切ったのだと思います。
ちなみに山際祐太郎殺しを実行したのは早苗の独断で、夫の正志は後から知ったのでしょう。
死体を持ち帰っていた早苗は夫に相談し、首を切り落として薬品漬けにしてクーラーボックスに入れたのです。
クーラーボックスは暫くは部屋に置いていたみたいですが、ある日見かねて総一の部屋の中へ運ばれた描写があります。
クーラーボックスを開けていた総一
「絶対に開けるな」
と父である正志から言われていた総一ですが、その言いつけは守られなかったようで、総一はガムテープでぐるぐる巻きにされていたクーラーボックスを開けます。
開けて中を見た際にニヤッとした笑みを浮かべていたことから、総一は何らかの鍵を握っている事だと思います。
ちなみにクーラーボックスを隠し部屋に持ってきたときに早苗が
「何かおすすめの映画ない?笑えるやつ」
と総一に聞くのですが、その際におすすめした映画の一つにフェイクファミリーという映画が混じっていました。
これは総一が暗に家族の事を本当の家族とは捉えていない事を示していると思います。
402号室の扉の向こうで明らかになった事
今回の扉の向こうで明らかになったことは以下でした。
・ダンボールに総一を入れて運ぶ際、エレベーターに入るときに303号室の住人と鉢合わせた
・総一を隠し部屋に入れた際に、「パソコンと携帯は?」と聞かれた際には拒否したが、ラジオは許可した
・用事がある際にはベルで呼ぶ仕組み
・手錠はネットで買ったもの
・総一は一度通院のため外へ出ていた
・303号室の住人とは二回鉢合わせしていた
・総一は正志と早苗が持ってきたクーラーボックスを開けていた
・総一は既に仮面家族だと思っている節がある
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まとめ
扉の向こう 402号室 榎本早苗編は新しくわかった事実こそ少なかったですが、物語に繋がる重要な鍵がわかったと思います。
特に早苗に脅迫が来ていた事を考えると総一はかなりきな臭い存在です。
最初の脅迫がいつかは不明ですが、早苗がゲームで管理人と書いた事や山際祐太郎の名前を引いた事とは関係なく総一が自作自演で脅迫状を準備する事はできたはずです。
また部屋にラジオがあることから、ラジオの周波数を利用して盗聴する仕組みを作る事も可能ですので、早苗を利用して盗聴器用のパーツを揃え、事態を把握していた可能性もあります。
よって一連の事件の犯人ではなく、早苗を脅し山際祐太郎殺しのきっかけを作ったのは総一ではないかと思われます。
ますます目を離せない「あなたの番です」
次にあく扉が楽しみですね。