
俳優、歌手、作家とマルチな活躍をこなす星野源が高橋一生、高畑充希とともに時代劇映画に出演することが発表されました。
出演する映画は「引っ越し大名(仮題)」で2019年公開予定。
星野源は主演を務めるということで、その共演に高橋一生と高畑充希と夢の競演が実現したことで世間で話題になっている。
目次
星野源も高橋一生も高畑充希も時代劇映画は初挑戦!
星野源、高橋一生、高畑充希と3人とも今をときめく俳優・女優さんとして第一線で活躍していますが、3人とも時代劇映画は初挑戦とのこと。
星野源は今までNHK大河ドラマの「真田丸」に出演し、徳川第二将軍の秀忠を演じ話題となったが、映画としての出演は初めて!!
高橋一生も「おんな城主直虎」で小野政次役として好演されていたことが記憶に新しいですが、こちらも映画としての出演は初めてだ。
高畑充希に関しても時代劇映画は初めてで、今回は乗馬にも挑戦するとのこと。
3人が3人とも初挑戦ということで新たな境地に挑み、演技の幅が広がることに楽しみを覚えているようだ。
世間からも星野源と高橋一生の競演に大きな期待が寄せられており、新たな姿を見られることが大きな話題を呼んでいる。
初挑戦の時代劇映画はどんな映画となるのか?
そんな時代劇初挑戦の3人が挑むのは「引っ越し大名(仮題)」という土橋章宏氏の「引っ越し大名三千里」が原作の時代劇作品。
障害に7回という国替え、現代で言う引っ越しを命じられた実在の大名・松平直矩(まつだいらなおのり)をモデルとし、莫大な費用がかかる国替えを知恵と工夫で乗り切ろうとする姫路藩の藩士たちを描いた物語だ。
土橋章宏は「超高速!参勤交代」シリーズで知られ、「超高速!参勤交代」についても佐々木蔵之介主演で以前に映画化され、リターンズも制作されたほどの大ヒットとなった。
「超高速!参勤交代」は江戸時代の参勤交代という大行列でお金がかかる制度を題材としたものだったが、今回の「引っ越し大名(仮題)」は更にお金のかかる引っ越しがテーマ。
国替えともなれば国ごとすべてを移動させないといけないため、相当な時間と労力、お金がかかるのがわかるが、そんな財源をどこから捻出していくのか?引っ越しにあたっての移動方法は?といった難題が絶えないテーマを姫路藩主たちがどのように乗り越えていくのかが見どころだ。
また原作で引っ越しとなるのは姫路藩から日田藩へということで15万石の国から7万石の国へ引っ越しするといういわゆる厳封(げんぽう)、現代で言う降格左遷のようなもの。
半分以下の国へ行くのに家臣全員は連れていけなかったり、引っ越しの時に一緒に持っていくものを捨てないといけなかったりと様々な課題にぶち当たる。「超高速!参勤交代」と同じく痛快な場面が多くみられることだろう。
星野源が演じるのは引きこもり侍!?
星野源が演じるのは姫路藩書庫番である片桐春之介。いつも書庫にこもりきってずっと本を読んでいるいわゆる本の虫と言われる侍。
「かたつむり」とあだ名で呼ばれるほどのいわゆる引きこもり侍!!
星野源と言えば近年の「逃げ恥」でのイメージが先行しているが、今回の時代劇と引きこもりというのはそのイメージから一切かけ離れるもの。どんな演技をするのかが楽しみだ。
ちなみに片桐春之介というのは引っ越しの差配を押し付けられることになる侍。これまでは書庫係をしていたことではじめは戸惑いながらも大胆な方法で引っ越しを仕切っていき、大きな成長をとげる役どころ。
原作では姫路から九州へ、九州から東北へと全国各地を飛び回ることになるので、映画でも全国各地へ飛び回ることになるのかもしれない。
高橋一生と高畑充希が星野源の頼れる仲間
そんな星野源演じる片桐春之介を助ける頼れる相棒となるのが高橋一生。
高橋一生は春之介の幼馴染で引っ越し奉行へ推薦する御刀番・鷹村源右衛門役を務め、豪快豪傑で便りとなる相棒役を担う。
今までのイメージとは全く違う役だけに、高橋一生自身も「今までとはさらに違った方法論を持ち出さなければならないことを感じている」とコメントしている。
これは高橋一生の鍛え抜かれた身体を見ることができるチャンスか?と今から楽しみだ。
高畑充希は前任の引っ越し奉行であった板倉重蔵の娘である於蘭(おらん)役。
父である板倉重蔵はすでに亡くなっており、そのノウハウを継いだ娘として春之介に指南する役。気丈でしっかり者の娘として春之介をサポートするヒロインを演じる。
星野源とはお源さんで共演しており心強いみたいだが、今回は時代劇で京都、乗馬という言葉をキーワードとして出し、初体験のことばかり。期待と不安が大きいみたいだが、高畑充希と言えばauのCMでブルゾンちえみの真似をして出てきたことでも話題になったので、高橋一生と星野源を引き連れてのブルゾンみつきが見られることも期待したい。
監督は「のぼうの城」の犬童一心監督、脚本は原作者の土橋章宏が務める
今回の映画で監督を務めるのは「ジョゼと虎と魚たち」「ゼロの焦点」「のぼうの城」などの有名作品を手掛けた犬童一心。
原作者である土橋章宏は「超高速!参勤交代」でも脚本を書いたが今回も同じく脚本を務める予定とのこと。
原作の世界観そのままに犬童一心監督がどのような映画に仕上げるのか楽しみですね。
ちなみに高畑充希さんは犬童監督と「いつか一緒にやりましょう」との言葉を2015年に頂いていたようで、今回それが実現する形となり大きな喜びを見せていた。
映画のロケ地は姫路か?撮影は2018年5月~6月
今回の「引っ越し大名(仮題)」は引っ越しがテーマとなるため、全国各地様々な土地への引っ越しが行われる予定。
その中でも姫路藩ということもあり、姫路が拠点となるのだが高畑充希が「京都」という言葉をキーワードとして発しているだけに京都でのロケが行われることが間違いなくわかっている。
また原作では姫路、九州、東北と様々な地域へ引っ越しを行っているため、それらの地域でもロケを行うことが予想される。
また犬童一心監督は映画「ろぼうの城」では原作の舞台が埼玉県にも関わらず北海道の苫小牧市に大きなセットを作ってロケを行ったことでも有名なため、全然関係ない地域でロケを行うことも考えられる。
時代劇ということもあって、原作の舞台となった土地というよりは、その雰囲気を再現できる土地を選ぶことも多いと思われるため、姫路以外の場所でのロケが行われることも大いに考えられますね。
「引っ越し大名(仮題)」の撮影は2018年5月~6月ということなので、そろそろ現地入りする時期です。陸路や海路を使った引っ越しを行うはずなので経路をたどってみるといいかもしれません。
映画「引っ越しく大名(仮題)」は2019年公開予定
「引っ越しく大名(仮題)」は2019年公開予定とのことで大きな期待を寄せられています。
星野源と高橋一生と高畑充希の共演とのことで、早く役柄のイメージや宣伝が始まってほしいところですよね。
今後のお三方の活躍をこうご期待。