
今や日本全国各地に存在している回転ずし。その発祥は大阪だって知ってましたか?
また先日ついに和解をした北朝鮮でも2年前から回転ずしができているのですが、その理由は意外なものでした。
そんな回転ずしのルーツや現代の北朝鮮を「教えてもらう前と後 池上彰SP」という番組でやっていました。
目次
回転ずしの発祥の地は大阪!!働き方改革が元だった?
大阪の立ち喰い寿司店経営者・白石義明が、ビール製造のベルトコンベアをヒントに、多数の客の注文を低コストで効率的にさばくことを目的として「コンベヤ旋廻食事台」を考案し、1958年、大阪府布施市(現・東大阪市)の近鉄布施駅北口に最初の回転寿司店である「元禄寿司」(元禄産業)を開いた。「コンベヤ旋廻食事台」は、1962年12月6日に「コンベヤ附調理食台」として白石義明の名義で実用新案登録(登録第579776号)されている。
wikipediaより
このコンベヤ旋廻食事台というのが現代でいう回転ずしのはじまりだったと言われています。
このコンベヤ旋廻食事台はかなりのヒットをとばし西日本では早くから回転ずしと呼ばれるものが有名になり、広く広まったと言われています。しかし、東京で回転ずしが導入されたのはこの20年近くあとだったとそうです。果たしてその理由とは?
やっぱり東京と言うと職人が手でつくった寿司を手元に出してくれる食べ方しか受け入れられなかったのでしょうか?
と思うのですが、そうではなくもっと商業的な理由でした。
元禄寿司がちゃっかり特許をとっていた!!
コンベヤ旋廻食事台をつくった元禄寿司はしっかりと特許をとり、商業展開をもくろんでいたのです。
そのため、東日本に回転ずしが広まったのは元禄寿司のフランチャイズがはじまりと言われています。
その際元禄寿司は「回転」とか「回る」といった用語でも特許をとっていたため、「回転ずし」という用語自体が使えなかったと言われています。そしてその勢いは元禄寿司のコンベヤ旋廻食事台に対する特許が切れることとなる1978年まで続いたのです。
そして特許が切れると一気にコンベヤ旋廻食事台は元禄寿司以外の企業参入がなされ、元禄寿司のフランチャイズチェーン店もあらゆる形で独立をしていったと言われています。
その後現代のスシローやかっぱ寿司、はま寿司といった現代における回転ずしチェーンがトップを占めている状況となり、元禄寿司は関西で10店舗の直営にとどめるといった状況となっています。
はじめて回転ずしをはじめた元禄寿司はいまどうなってる?
1958年に回転寿司をはじめて出店した元禄寿司の本店。
大阪の布施にあるとのことでしたが、現在はどうなってるのかというとまだ健在です。
トップページ
回転寿司発祥の地として回転寿司店を経営しています。
元禄寿司は現在関西にしかないのですが、布施の地は本店として未だに有名なので定期的に訪れる人がいるみたいですね。
北朝鮮でも2年前から回転ずし店ができた!?
何かと話題を呼んでいる北朝鮮。最近は経済政策を優先するとかでついに核開発も中止するというニュースや韓国、北朝鮮で握手を交わすなど様々な動きを見せています。
そんな北朝鮮にも2年前に回転ずしができたというのですが、その理由は何とも意外なものでした。
金正恩委員長の母親は大阪生まれの在日朝鮮人だったため、回転寿司を好んで食べていたということなのです。
そのため、回転寿司を朝鮮で作りたいという思いがあったのでしょう。ついに2年前に回転寿司店をつくったのです。
日本の回転寿司と違ってちょっと少ないですよね。
また独自の研究を重ねて握り方も工夫しているとのこと。さらに板前は女性と日本とは少し違うようですが、結構な人気を誇るみたいです。
これはもし金正恩委員長が日本へ来るなんてことになったら大阪が会合の地になるなんてこともありえるかもしれませんね。