2016年に『君の名は?』2017年に『打ち上げ花火〜下から見るか?横から見るか?〜』と夏休みにアニメ映画が公開され、ヒットするという流れが恒例化されつつあります。
そんな今年2018年のアニメ映画は『未来のミライ』
細田守監督の最新作です。
細田守監督と言えば、過去に『サマーウォーズ』がヒットして以来、話題作を手がけてきた期待の監督。
その後も『時をかける少女』『おおかみ子どもの雨と雪』『バケモノの子』など多くの作品をヒットに導いてきました。
そんな細田守監督の最新作、今回の『未来のミライ』も大ヒットが期待されています。
目次
未来のミライはどんなお話?
細田守監督作品となる『未来のミライ』は、甘えん坊の男の子“くんちゃん”と 未来からやってきた妹“ミライちゃん”が織りなすちょっと変わった「きょうだい」の物語です。
幼い妹が生まれ、両親の愛情を妹にとられてしまうというはじめての経験をする男の子のくんちゃんが、未来からやってきたという不思議な妹のミライちゃんに出会うことがきっかけで、時間の旅に出ることとなります。
その度の中で幼い頃の母親や曽祖父に出会い、自分につながる過去の物語や出来事を知り、『家族の愛』の様々な形を知っていきます。
その愛が最後にくんちゃんを導く場所とは?
時を超えた旅がくんちゃんを大きく成長させる『家族の愛』を描いた物語。となるようです。
『君の名は。』や『打ち上げ花火』で描いた恋愛と運命とはまた違った家族の絆の話となるようですので、家族で見るのにもってこいの映画となるかもしれませんね。
細田守監督と言えば『サマーウォーズ』や『おおかみ男のあめとゆき』でも家族愛を描いており、大きな反響を呼んでいましたので今回も期待通りに描いてくれるものと思います。
『君の名は。』『打ち上げ花火』に続くヒットとなるか?興行収入は?
2016年に新海誠監督の『君の名は。』が公開され、ロングヒットになったのは世間でも話題となっていたとおりです。
結果的に2017年の夏ごろまで映画館で放映されていたため、一年ぐらい公開されていたことから、決して夏休み映画とは言えないですが公開時のポスターや夏をテーマにしていたことから夏休み映画と数えられています。
その興行収入は日本では250.3億円、世界では3.55億ドルという記録を残しました。これは日本では歴代4位、世界では日本映画で1位という大記録を残しています。
2017年に公開された『打ち上げ花火』は『君の名は。』までの大ヒットといかないものの15.9億円とまずまずの結果を残しています。(2017年映画興行収入の35位)
今回の『未来のミライ』がどれぐらいの興行収入を得るのか楽しみです。
『未来のミライ』の声優は過去作にも負けず劣らずの豪華キャスト!
『君の名は。』では神木隆之介と上白石萌音が主役の2人の声優を演じ、音楽は全てRADWIMPSが提供して話題となりました。
『打ち上げ花火 下から見るか?横から見るか?』は菅田将暉と広瀬すずが主役の声を演じ話題でした。
『未来のミライ』は上記二つの作品に負けず劣らずの豪華キャスト出演が決定しています。
まず『君の名は。』で主役を演じていた上白石萌音の妹、上白石萌歌。『君の名は。』の時のように注目を浴びるか期待が高まります!!
またその他にも黒木華、星野源、麻生久美子、役所広司さんなどの豪華キャストとなっています。
また先日発表されたキャストの中には福山雅治さんの姿も!豪華キャスト陣というだけでも『君の名は。』『打ち上げ花火』より話題性がありますね。
第71回カンヌ国際映画祭の監督週間にも招待された高評価作品
先日開かれたカンヌ国際映画祭。『万引き家族』の受賞で話題となりましたが、実は『未来のミライ』も監督週間として招待され、現地で放映されました。
現地には細田守監督と上白石萌歌さんが行かれたそうですが、放映後はスタンディングオベーションと大きな反響があったようです。
この監督週間に呼ばれる映画というのは1609作品の中から20作品ということで、この時点で大きく評価されていることがわかります。
さらに20作品の中でもアニメーション映画は『未来のミライ』一つだけとのことで、既に大変大きな評価を得ていることがわかります。
こういった高い評価が大ヒットに繋がるかはわかりませんが、少なくとも大きな話題作となって公開を迎えることは間違いないでしょう。
まとめ
細田守監督作品として大きな話題を呼んでいる『未来のミライ』
豪華キャストに加え海外での評価も上々のため、これからの宣伝次第では大ヒットすること間違いなしでしょう。
少なくとも『打ち上げ花火』は超えてのヒットとなりそうです。
続報を心待ちにしましょう。