
2018年もいよいよ残すところあと4ヶ月。
今年も多くの芸能人がブレイクし、テレビでよく見る顔というのがわかってきた頃合いだ。
本日はそんな中から上白石萌歌さんに注目してみたいと思う。
目次
2018年大ブレイクの上白石萌歌!ドラマ、映画、舞台と大忙し!
上白石萌歌という名前を見たときに必ずや思い出す、もしくは間違えるのが姉の上白石萌音さん。
顔も似てるし名前も似てるしでぱっと見では間違えてしまうほど。
本ブログでも未来のミライの声優発表があったときに、はじめは上白石萌音さんと勘違いしていた程だ。
姉の上白石萌音さんは2016年公開の「君の名は」をきっかけに一気にブレイクし、現在に至るが、それとは負けず劣らず2018年に大ブレイクした女優の一人が上白石萌歌さんだろう。
2018年の出演作品だけを見ても
映画「羊と鋼の森」「3D彼女 リアルガール」に出演し、同じくアニメ映画の「未来のミライ」で声優デビューを飾ったかと思えば話題のテレビドラマ「義母と娘のブルース」いわゆる「ぎぼむす」では第6話から綾瀬はるかの娘役であるみゆきとして出演しているのだから、その存在感は抜群に世間に知れ渡ったようだ。
更には秋から公演される舞台「るろうに剣心」でヒロインの薫役に抜擢されており、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでメディア露出の機会が増えているのが上白石萌歌さんだと言える。
姉と同じ道を辿った2018年上半期
姉の上白石萌音さんと言えば大ヒット映画「君の名は」で大ブレイク。声優デビューだけでなく歌手デビューも果たし、一気にスターダムにのし上がった。
その2年後、くしくも同じようにアニメ映画の主演声優に上白石萌歌さんの名前があった。
しかも同じ夏休み映画であり、細田守監督という失礼ながら新海誠監督よりも更に知名度がある監督だ。
ここで筆者は考えた。姉と同じく夏休みのアニメ映画の主演声優という立場で、かつ有名監督の映画ともなれば一気に大ブレイクし、2年前の姉と同じ道を辿るだろうと。
特に宮崎駿監督の後継者と名高い細田守監督である。
失礼ながら新海誠監督と比べると知名度や実力はさらに上手の監督との世間の認識だったはずだ。
そういった意味で主演声優というのは大抜擢だし、プロモーションにも相当力を入れていたこともあってか日に日にメディア露出が増えていた。
そんな映画が大ヒットしないわけがない。
しかし、ここで思いもかけないことが起こる。
「未来のミライ」が大コケ!主演声優にも批判が集まる
「未来のミライ」初日。
筆者も映画館までわざわざ足を運んで見に行ったのだが、残念ながら特筆すべき点のない面白みもない映画だった。
当日、話題に上ることもなく、冒頭で宣伝が入った「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」に話題を奪われるというまさかの事態。
その後に起こったのは映画に対するおもしろくないという批判と主役のくんちゃんの声がおかしい!!という批判の嵐だった。
この時点で「未来のミライ」はいくらプロモーションをかけてもヒットしないだろうと筆者は感じた。
そら天下の細田守監督作品だ。興行収入は一般的に見たらそこそこは行くに違いない。しかし、細田守監督作品としては期待以下の結果だ。
そして何より、主役のくんちゃんの声に批判が当たってしまったせいで上白石萌歌さんの声優デビューは散々なものだった。
声が4歳にはとてもじゃないし聞こえない、聞いてて不快、違和感ありまくりという意見が多く拡散された。
ミスキャストという声も多かったが、本職を声優としている人の中には子供の声を演じている人はたくさんいるのだ。
俳優や女優が声優をやっていることを言い訳にはできないし、批判も受け止めなければいけない。
上白石萌歌にとっての声優デビューはあっけなく失敗に終わったと言えよう。
しかし、ここで終わらなかったのが上白石萌歌。
ここからブレイク女優としての力を見せつけることになるとは思いもしなかった。
大ヒットドラマ「義母と娘のブルース」に抜擢!綾瀬はるかとの絡みは秀逸
「未来とミライ」ではなく「コードブルー」が大ヒットし、世間的にも話題になるのはコードブルーばかりとなってきて、ネットニュースにもならなくなった頃。
意外な形で上白石萌歌を見ることとなる。
それが今夏、最も注目を浴びているドラマ「義母と娘のブルース」の次回予告!!
それは、ぎぼむすの感動の第5話が終わった後、テレビでの予告がなかったことからネットで予告を探していたときだった。
ネットで流れたいきなりの第2章の予告。
2人の家族が描かれるという予告からお察しの展開で悲しみにくれている中、大きくなったみゆきの姿が。
自転車をこぐその姿はまぎれもなく上白石萌歌!!
まさかの第2章からの出演に驚きが隠せず、思わず2度見をしまうほど!!
それぐらいの衝撃を世間に与えましたが、それと同時に何てついているんだ!!という想いがよぎる。
つい先日「未来のミライ」にて酷評を受けたばかりだったのに、まさかの話題のドラマに出演。
しかもタイミングが絶妙で、誰しもが「未来のミライ」での声優の事など忘れてしまっていそうなタイミング。
これは大いなるチャンスだし、演技が良ければ一気に話題となって「未来のミライ」の声優は闇に葬られるに違いない。
そう思い次週の第6話を見た結果、Twtter上にもかなりの高評価が乱立。
#義母と娘のブルース #ぎぼむす 7話 先週は正直どうなる事かと思ったが、上白石萌歌さっそく成長後のみゆきの役をモノにしてる感。佐藤健のちゃらんぽらん店長も現時点ではこれで成功なんだろう…wミスキャストがおらず脚本の芯がしっかりしてる作品は安心して見れる。
— plusaka (@_plusaka) August 23, 2018
上白石萌歌ちゃんと井之脇海くん、すっごいいいね!いい芝居してる!ちゃんと、子供の頃のみゆきとひろきの面影残してるのが素晴らしい!っていうか、この2人あっての、子供の頃のみゆきとひろきなんだろうけど😅 #義母と娘のブルース #ぎぼむす
— 😎やっぴー😎 (@r8QfOeFdGUkx5oQ) August 22, 2018
ぎぼむす観てまう。上白石萌歌、久しぶりのクリーンヒット。この子が出てるから観る。
— suzziedanslemetro (@sukimasalon06) August 23, 2018
みゆき役に上白石さんが合ってるよね
— くじらベーコン(KB) (@whalebaconbacon) August 21, 2018
のほほん感とか
これが15年前なら
みゆき役は綾瀬はるかさんがやっていたと思う#ぎぼむす#義母と娘のブルース
https://twitter.com/One4all_All4U/status/1031904891659149313
思った以上の好演ではまり役となった為、義母と娘のブルースのおかげで上白石萌歌はブレイク女優として一気に駆け上がっていくことができる2018年となっている。
東宝シンデレラオーディションで同時受賞した浜辺美波を追随?
上白石萌歌さんと言えば、2011年の東宝シンデレラオーディションで最年少受賞として話題となった女優さん。
実はその時に同時受賞しているのが姉の萌音さんの他に今大注目の女優浜辺美波さんがいるのだ。
この時の受賞は上白石萌歌さんが最年少でグランプリ、姉の萌音さんは審査員特別賞、浜辺美波さんはニュージェネレーション賞と実はトップをとっている。
しかし、この2年でその序列は逆転し、浜辺美波さん、姉の萌音さんが一気にスターダムにのし上がり話題をかっさらった。
グランプリをとった上白石萌歌さんは若干の出遅れ気味だったが、遂に今年2018年にブレイク女優の仲間入りを果たした。
浜辺美波さんと言えば国民の彼氏と呼ばれている竹内涼真さんとの共演も果たし、まさに今乗りに乗っている女優。
東宝シンデレラオーディションではグランプリとして浜辺美波さんより上に立っていただけに、これからの活躍でまずは同じレベルに立ちたいところだ。
上白石萌歌が浜辺美波と同等になるには?
浜辺美波さんと言えばあの可愛らしさと明るく見える姿から多くのファンを虜にしていますが、上白石萌歌さんは浜辺美波さんとはまた違った魅力を持つ女優として今後の活躍が期待されている。
ぎぼむすのみゆきが役にはまっているのは、その純粋で何よりも少しアホさ加減を残すような女子高生の姿がまさにはまり役だからで、浜辺美波さんのような明るくて可愛いクラスの人気者というよりは純粋で少しアホだけど憎めないクラスの人気者といった姿があっていたのだと思う。
姉の萌音さんもそうだが、どちらかと言うと少し育ちの良い田舎者のようなイメージがついて回るので、今後はそういった役を中心に田舎から出てきた都会の女子高生なんかが似合いそうだ。
またあえて田舎にいる裕福な家の娘や不思議な力を持つ神社の娘なんていうのも似合うのではないかと思う。
現在まだ18歳の上白石萌歌さんだが、少し浮世離れした印象もあることから、正統派の浜辺美波さんとは少し違った役を演じることができれば今後の女優としての道が大きく花開くだろう。
まとめ
9月に公開となる「3D彼女 リアルガール」や舞台「るろうに剣心」など脇役から主役へと近づいて着々と階段を駆け上がっている上白石萌歌さん。
一足先に主演級となった浜辺美波さんと同じように今後の活躍を期待したい。